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子育て世代に対して理解のない上司とは

上司と部下

今でもまだいる!子育てに理解のない上司

共働き世帯が増え、子どもを育てながら働く女性や、夫婦で協力しながら子育てをするのが今や当たり前ともいえる時代になりました。
子育て世代にとって、職場環境はとても大切です。
特に自分の上司が育児に理解のない人の場合、かなり苦労するのではないでしょうか。

上司に妊娠したと報告したら、頭を抱え込んで困るよ……などと言われた女性は意外と多いのです。
おめでとうの一言もなく、困ると迷惑がる上司、これは立派なマタニティ・ハラスメントですよね。

また、子どもの急な発熱で帰らせてほしいと願い出ても許してくれない、イヤミを言う上司も多いのではないでしょうか。
このような状況を恐れて、産後に職場への復帰を諦めてしまう女性もいるといいます。

子育てしながら働ける職場作りは上司の教育から

しかし、子育てが認められない職場は間違っています。
以前は、子育てよりも仕事が大切という風潮が一般的でした。
特に、育児は女性にまかせて男性は仕事に専念すべしと、男性中心の職場がほとんどでした。
しかし、そんな考えはもう古いですよね。
これからは育児も仕事も大切にする時代です。
そして、職場で働く部下たちのワークライフバランスに配慮し、彼らの仕事も子育ても応援できる上司が求められるのではないでしょうか。

子育て中の女性だけではありません。
子育てに協力的な男性も増えています。
女性も男性も、育児をしながら働ける職場環境が必要なのです。

そのためには、上司の意識改革が不可欠といえるでしょう。
上司に対して育児などワークライフバランスについての教育をしっかりと行う必要があるのではないでしょうか。

子育ても仕事も応援できる上司の時代

以前は、朝出かけるのは子どもが起きる前、帰宅するのは子どもが寝てからという男性も多く、子育て中の家庭でありながら実質的に父親不在というケースはめずらしくありませんでした。
そして社会の風潮も、育児などプライベートな事柄で会社に迷惑をかけてはいけないというものでした。

しかし、このような時代はもはや終わったのです。
働く女性が増えたこともありますが、ここ数年で会社という組織のあり方が大きく変わったのも要因だと考えられます。
以前は終身雇用制で、会社に人生を捧げるのが普通でした。
しかし現在は、終身雇用制は大きく崩れつつあります。
身を粉にして働いてもリストラされるキケンは常につきまといますし、昇給が必ずしも約束されているわけではありません。

これからは子育てをしながら働く人だけでなく、家族の介護をしている人も増えるでしょう。
また独身の人もいれば、共働きの人もいますし、シングルマザー、シングルファザーとして子育て中の人もいます。
このように、さまざまな境遇の人が集まるのが職場です。

ライフワークバランスを上手にとりながら、仕事でも成果を上げられる環境を作るのが、これからの上司の役割ではないでしょうか。

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