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子供を2人以上育てるメリットとデメリット

園児2人

2人以上の子どもを育てるメリットは?

少子高齢化が進み、子どもは1人だけという家庭が増えているといいます。
しかし、子どもは2人欲しいと願っているご夫婦も、まだまだ多いのではないでしょうか。
2人以上の子どもを育てるメリットとデメリットとはどのようなものか、みていきましょう。

まず、子どもにとってのメリットから。
兄弟姉妹どうしの関わりがあり、学校や社会に出ても人間関係を大切にする気持ちが働きやすくなります。
家の中に子どもが2人以上いることで、それぞれの役割を理解しやすくなりますし、相手を思いやる気持ちや我慢する気持ちなどが育ちやすくなります。

子ども同士のけんかもあります。
しかし、けんかは悪いことではありません。
けんかを通じて、相手の痛みや気持ちがわかるようになりますし、叩くなどの行為でも、自分が痛みを感じることで、どの程度手加減すればいいのか理解できるようになるからです。

では親にとってのメリットはどうでしょうか。
まず、周りの人の有り難さがわかるようになります。
子どもが増えれば、自分たちだけでは解決できないことにぶつかることもあります。
このようなときは、周りの人に助けてもらう必要があります。
このような経験を通じて、助け合うことの大切さ、人の温かさなどを感じる機会が多くなるのは、大きな財産ではないでしょうか。

子育てにゆとりができるのもメリットです。
子どもが増えると子育ては大変ではありますが、1人の子どもに集中することがないので、気持ちには余裕ができます。
同じ家庭に育っても、子どもたちはそれぞれ個性が違います。
その違いを理解しながら、その子の力を伸ばしていくなど、子育てを楽しめるのも2人以上の子どもがいればこそのメリットではないでしょうか。

また、子どもが多いと、将来子どもたちに何かがあったときに、兄弟姉妹で助け合える、親の老後の面倒もみてもらいやすいなど、将来についても心強くなるのではないでしょうか。

2人以上の子どもを育てるデメリット

デメリットは、どうでしょうか。
やはり子育ての負担が大きくなることだと思います。
上の子がやっと一人でご飯を食べられるようになったと思ったら、下の子が乳児で手がかかる……など、自分の時間がほとんど持てないほど、育児に追われるのは、デメリットといえるでしょう。

また、上の子と下の子の対応に差をつけないよう、十分に気を配る必要があります。
特に生まれたばかりの赤ちゃんのときは目が離せませんから、上の子はママを赤ちゃんに取られたように感じることも多いでしょう。
お兄ちゃんなんだから、お姉ちゃんなんだから我慢しなさい、優しくしてあげなさいと言われて、理不尽な思いをすることもあるはずです。

また、最初の子どもは神経質なほど慎重に育てたけれど、二人目になるとかなり大雑把になったというお母さんも多いのではないでしょうか。

このように子どもたちの扱いに違いが出ることは致し方ないことでもありますが、子どもたちを傷つけたり、寂しくさせたりすることのないように十分に気をつけることが大切だと思います。

子どもは宝です。
子どもが1人でも、大勢いても、どの子も大切なわが子ですから、みんなが幸せになれる家族を目指したいものですね。

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